どちらが欠けても
車は前に進まない
総合職と一般職の関係について教えてください。
K.U
仕事の際は原則として、総合職と一般職が1対1のペアとなり、1つの案件を分担して進めていきます。車に例えるなら総合職が力強く前進するための駆動輪で、一般職が正しく進んでいくための操舵輪という感じです。
Y.N
どちらが欠けても車は進まないから、どちらかが重要ではなくて、どちらも大事ですね。
K.U
私は入社以来営業担当として、国内自動車熱交換器メーカーに対してアルミコイルや板材を販売しています。自動車業界では、必要なものを必要なときに必要な量を納めるジャストインタイムでの納入が求められるため、在庫管理も私たちの重要な仕事です。また仕入れたアルミコイルなどを加工する必要もあります。こうした一連の業務をスムーズに進めていく上で、一般職の方のサポートは必須です。
Y.N
各作業での伝票処理はもちろんのこと、どんな加工をお願いするかといった書類など、処理する伝票は多いですね。私は東南アジアのエアコン部品メーカー向けに鋼管を販売するチームに所属しているので、通関書類の作成や船会社への船積み指示の書類なども作成しています。
K.U
書類の種類が多いから、総合職だけではとても処理しきれません。
Y.N
取引全体のタイムマネジメントも私たち一般職の重要な仕事です。納期の調整はもちろんのこと、加工のリードタイムを考えていつまでに発注すべきかを調整し、通関に要する時間も考慮します。私が心がけているのは、できるだけ早め早めに作業を進めていくこと。総合職の方は営業活動で忙しいので、常に気を配って仕事を管理しています。もちろん常に情報は共有し、“報連相”は忘れません。
K.U
いつも本当に助かっています。もし皆さんがいなかったら、総合職の仕事は絶対に回りません。商社の仕事を裏方として支えているのは、間違いなく一般職の皆さんです。
Y.N
そんなふうに思っていただけるのは嬉しいです。やりがいを感じます。