ビジネスの流れ
- 引合い
- 提案・見積
- 売買契約
- 量産・納品
- 支払・回収
引合い
ビジネスは「生まれる」ものではなく「生み出す」もの。
引合いとは、お客様から取引の依頼が来ることです。ただし引合いをもらうには、市場をよく調査し、お客様のところへ足を運び、どのようなニーズがあるのか、その中で当社はどのようなことが出来るのか日々考え続けなくてはいけません。常にアンテナを張り、主体性を持って動くことでビジネスの芽が見つかるのです。
提案・見積
常に先を見据え、お客様の潜在的ニーズを引き出す。
お客様のニーズをヒアリングし、より良い提案を重ねていきます。製品のスペック以外にも、輸送・納品形態なども含めて当社が考え提案する場合もあります。また、仕入先も既存取引があるところだけではなく、新規開拓することで、ベストな提案に繋げていきます。見積の承認が下りたら、試作サンプルを作り、お客様で評価試験をしてもらいます。これには長いと何ヶ月もかかる場合があります。逆算すると数年先の開発案件にもアンテナを張り営業活動をする必要があるということです。
売買契約
多岐に亘る様々な知識が必要不可欠。
提案が通れば、販売先、仕入先との契約を行ないます。何を扱うか、その値段、納品時期、代金の受渡時期、受渡方法、また、納品できなかった場合の責任などトラブル時の対応方法などについて当事者同士での約束を取り交わします。
量産・納品
ビジネススタート後もしっかりフォロー。
トラブル対応は商社の腕の見せ所。
量産とは実際に製品の製造が始まることです。試作サンプルで十分確認しても、品質問題や納期問題などが起こることがあります。その際に、いかにお客様の製造ラインを止めずに問題を解決するかも商社の腕の見せ所となってきます。場合によっては、すぐお客様のところへ駆けつけ現物を確認したり、仕入先工場へ行き一緒になって検品作業を行うこともあります。
支払・回収
物が届いて終らない! 代金を回収するまで気を抜けない。
営業の仕事は契約を結ぶまでではなく、商品を納入し代金を回収するまでが仕事です。その為には、取引開始の前に取引先の信用調査を行い、代金回収のリスクを最小限にした上で契約します。また、仕入先に対しては期日通りに漏れなく代金支払手続が行われているか確認することも重要です。